最近、自転車でぶらりと遠出する事が増えたんだけど、自転車に乗る際にポケットやバックにスマホ(Android)を入れていると色々と困ること事が多かったんですよね。
自転車に乗ってるときに困っていたこと
- ポッケやバックにスマホを入れていると、地図アプリやナビアプリを見るのが面倒。
- ポッケにスマホを入れていると、誤操作で様々なアプリが起動したりサイトが開くことが多い。
- ポッケにスマホを入れていると、動きにくいし熱が篭ってスマホが熱くなる。
- ポッケやバックにスマホを入れていると、電話やメッセージに気付きにくい。
これらの問題を改善する為に、遊びついでに自転車用カーナビを作ってみた。
費用と工数
- 工数:20分
- 費用:3,500円くらい
このナビはこんな感じで使えます。
- スマホをホルダーに乗せると、Googleマップの地図アプリが自動起動。
- スマホをホルダーに乗せたまま、スリープから復帰する時もGoogleマップのアプリが自動起動。
- スマホをホルダーに乗せたままChromeやLINEなどの他のアプリを使っても、電源ボタンをOFF→ONにするだけでGoogleマップがフォアグランドになって再開。
- Googleマップのナビを使っているときは、自動でナビが再開される。
- スマホの脱着は、ホルダーの背面のボタンを押すだけなので脱着がとても簡単。
動画で見ると伝わりやすいかと思うので動作する様子を撮影してみた。
特に、サイクリングやツーリング途中で休憩する際に、ウェブ見たりメールやLINEのチェックする事が多いと思うけど、再び自転車やバイクに乗る際にホルダーへスマホをセットするだけで簡単にナビが再開されるので、これがあればサイクリングやツーリングが好きな人には便利だと思います。
作る際に用意した物
- 自転車・バイク用のスマートフォンホルダー
MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-400 STD] スタンダードサイズ 22.2mm/25.4mm/28.6mm
- 出版社/メーカー: MINOURA(ミノウラ)
- 発売日: 2012/06/07
- メディア: スポーツ用品
- 購入: 2人 クリック: 10回
- この商品を含むブログを見る
- NFCタグ
- NFC対応スマートフォン(Android)
ちなみにiPhoneはiPhone6からNFCチップを搭載するようになりましたが、現在のiOS8でのNFC機能は「Apple Pay」専用となっていて他の目的で使えないようになっているので、現在のiPhoneではNFCタグで同様の事を実現する事が出来ません。
スマホスタンドの開封と組み立て
届いたスマートフォンホルダー
開封するとこんな感じで、取付に必要な工具(六角レンチ)も梱包されていた。
このスマートフォンホルダーに装着可能機器サイズは「厚さ9mm~15mm 幅58mm~68mm」と記載があり、僕の使っているnexus5は厚さ8.59 mmで幅69.17mmで厚さと幅の両方が規格外でしたが問題なく脱着出来た。
組み立て図はこんな感じ
実際に組み立ててみた
上から見るとこんな感じ
自転車やバイクへの固定方法はこんな感じ
六角レンチで自転車に固定するので、一度固定したら自転車に取り付けたら取り外しが面倒
その反面、スマホホルダーが盗難にも遭いにくいと思います。
NFCタグとアプリ起動
届いたNFCタグはこんな感じでシールタイプが11個とキーホルダータイプが1個入っていました。
このNFCタグにスマートフォンをかざすと、あらかじめ登録していた処理を自動で行う事が出来ます。
今回はNFCタグにスマートフォンをかざすと、Googleマップのアプリが起動するようにしたのですが、その為にはNFCタグへ設定情報を書き込む必要があります。
NFCタグへ書き込むアプリは色々ありますが、今回は「NFCタグマティック」というAndroidアプリを使いました。
「NFCタグマティック」 の Version 1.1.3でNFCタグへGoogleMapアプリ起動の設定を書き込む手順
NFCタグマティックを起動したら、右上の+マークをタップしてメニューを開く
「タグマティック用タスクを新規作成」を開く
ここでは設定したい項目を選ぶので、「アプリ起動」をタップ。
また、右横に「Google Map起動」とありますが、そちらは今回使いません。
今回はGoogleMapアプリを起動したいので、「マップ」を選択
「マップ」を選択すると、画面上の「設定済みのアプリ」に選択したアプリが表示されるので、表示されている事を確認したら「OK」をタップ
設定準備が終わったので、NFCタグ書き込む為に右上のペンマークをタップ
書き込む前の確認画面が表示されますので「書き込む」をタップ
今回はアプリを起動するだけなので、「みんなで使う」をタップ
この画面が表示されたらスマートフォンの背面へNFCタグを近づけます。
また、この際に「読み取り専用」にチェックを入れてしまうとNFCタグへ再書込出来なくなるので注意して下さい。
書き込み結果が成功していれば終了
NFCタグとスマホスタンドを合体
作業は単純!
このNFCタグは裏面がシールだったので、そのまま貼り付けて完了。
貼り付けたらこんな感じ
実際に使ってみた感想
スマートフォンホルダーからのスマホの脱着も簡単で、自転車に乗っててもスマホが邪魔にならないし、地図も見やすくてかなり満足。
問題点は、LINEや着信時にロックを解除すると、地図アプリがフォアグランドで立ち上がり、LINEや着信がバックグラウンド側に追いやられる点が唯一多少気になった点。実害は無いけどね。
あと、バッテリーが少なくなった時に充電しながら使いたいので、その点は改良の余地がありそうです。
スマートフォン側の問題だけど、Nexus5のコンパスのズレてた点も若干残念だったな。
今後は色々な自転車向けのナビアプリも試してみたいな。